二十歳で親から自立してみた話

 

 

ちょうどいいお題があったので少しだけ、

わたしの自立について書こうかと思います。

 

今年の五月に誕生日を迎え、

ようやく、二十歳になりました。

ハタチ!成人!

 

とはいえ、いやいやいきなり成人と言われましても…と言った感じで、

心境はさして、19歳と変わらなかったのですが、、

世間は意外と「成人」という制度に寄り添っていることを実感しました。

 

なぜ実感したかというと、

この夏、晴れて、親からの自立を果たすため、

自分が生きていくためのアレコレを全て自分でこなしてみたのです。

 

「自立」と言っても様々だと思いますが、

わたしが考えていた自立とは、まさに

自分の生活を自分の力で賄うこと」です。

 

自立するまでには本当にいろいろありましたが…

 

 

わたしはまず、実家にいる時から自分で年金を納め始めました。

 

まだ学生なので、本来なら猶予申請できるのですが、

どうせ卒業後に払わなくてはいけないのであれば、今余裕があるうちに納めておいたほうが身のためだと思い、

バイトで稼ぎつつ、ちまちま自分で納め始めてみました。

 

年金は、現在 16340円/月。(平成30年度)

これ、意外と堪える数字なんですよね。

一万円ぽっきり!とかだったらもう少しすんなり払えるんだけどな〜と、

何度思ったことか…。

(そんなに世間は甘くないぞ!)

 

ただ、納め始めて気づいたのですが、振込み期限が思ったより長く、

お金に余裕ができたらその都度振込ができるので、

今のところ、あまり大きな負担にはなっていないです。

最初は納めていけるか不安でしたが、

意外となんとかなるもんです。

 

来年度は前納制度など利用して、

賢く支払いできたらいいなと目論んでいます。

前納、気持ち的に楽なんだろうな…(絶賛貯金中)

 

 

それから次に、実家を出てみました。

 

理由については割愛しますが、とにかく、

母親と離れなければいけないと判断し、家を出ました。

東京にある親戚(父方の祖母)の家に居候しました。

 

本当に、小さなスーツケース2つ分くらいの荷物しか持たずに、

居候生活を始めたのですが、そこで思いがけず気づいたのは

本当に必要なモノは意外と少ない!

ということでした。

 

生活するのに必要なものって、意外と限られていて、

それ以外は単なる「嗜好品」なのだな〜と、そのとき気づいたのです。

 

それゆえに、あらゆる方面で無駄遣いすることが減りました。

 

実家にいる時は、母親から食費や交通費という名目で

お小遣い程度のお金はもらっていたのですが、

居候中は、自分のお金の範囲で過ごしました。

これも、微量ではありますが、自立のひとつでした。

 

 

そして、最も大きい自立が、

引っ越しです。

 

二十歳を迎えてから、一人暮らしをすることは考えていて

学校の都合に合わせて部屋探しをしていました。

タイミング的には不動産のオフシーズンで、

落ち着いて物件を探したり、内見をしていました。

 

もちろん、親には言わず、黙々と進めていました。

 

かくかくしかじか、現在の住居を決め、

親の同意無しの契約に成人であることを実感すると同時に、

自立しなきゃいけない恐怖や不安、焦りを感じました。

 

ですが、何事も自分で決めたことです。

自分で決めたことくらいは、やり切らないといけません。

 

ここで、本当の意味での「自立の覚悟」が決まりました。

 

 

親にはとことん頼りたくなかったので、

保証人も親ではなく、保証会社を利用しました。

居候をして「本当に必要なモノは少ない」ことがわかったので、

実家から持ち出すものも最小限に抑え、

引っ越しは、地元の友人に手伝ってもらいました。(本当に感謝)

余談ですが、実家で飼っていた猫もわたしの都合で飼い始めたので、

責任をもって連れてきました。

(都内で猫可物件探すの大変だった…)

 

 

 

 

そんなこんなで…

気付けば2ヶ月が過ぎました。

 

最初は一人暮らしのつもりでいたのですが、

あまり家にいないのと、部屋も余っていたので、

現在は後輩の女の子と、愛猫と、二人と一匹で楽しく暮らしています。

 

 

親から自立して、何が変わったか」を言うとすれば、

 

自分の時間や気持ち、生活を大切にできるようになったこと」や、

生きるために沢山考えるようになったこと」でしょうか。

 

誤解されてしまうと困るので書いておきますが、

現在、母親とは良い距離感で接することができるようになって、

一緒に暮らしているときより、そして、居候していたときより、

心地よい関係になったと感じます。

 

簡潔に丸めて言えば、母親は子離れができない親でした。

 

わたしが自立したことは、結果的には「母親の自立」にも

繋がったのではないだろうか、と、今は改めて思っています。

 

 

以上、最近のわたしの「自立」について、

簡単に書いてみました。

要所要所、伝えきれずにむず痒いところはありますが、

書き始めたら止まらないので割愛、お許しください( ;  ; )

 

最後に…

 

「自立」って、最初も、継続も、大変なんだけど、

大変なところまで含めて、その先には楽しいことがいっぱいです。

 

何事も、変えられるのは自分自身と環境なので、

迷っている人は一歩踏み出して欲しいな〜と思います。

 

行動あるのみ!です。

 

 

 

ここまで読んで頂き、

ありがとうございました☺︎