19歳で「カフェ」をひらいた
昨日の記事に、Instagramのことも少し書いたので
そういえば今までどんな投稿してきたっけな〜、と思い、過去の投稿を漁っていました。
高校生活の投稿から、専門学校での新生活まで、
「あ〜〜、こんなこともしたっけな〜!懐かしい〜!」
の、連続で、なんだか濃密なアルバムを、見ているようで。
ごそごそと漁っているうちに、
ちょうど、1年前の投稿を見つけて、どきり、としました。
これです、これこれ。
覚えてますか…?
そう、ちょうど1年前の、今日
「カフェを営業します」と公言した日なんです。
(“カフェスイミー”を知らない方のために、取り急ぎ、Instagramのハイライトを載せておきます。
https://www.instagram.com/s/aGlnaGxpZ2h0OjE3OTAxMTE1MzY5MTAyNjM4/
こちらで、雰囲気だけでも伝わればと思います。)
今だからハッキリ言えます。言います。
「19歳のわたし、我ながら、ほんと馬鹿(最高)だな!」 笑
実は、8月下旬から、学校の前期試験が終わったタイミングで、
「10代最後に何ができるか」を
ものすごく深く考えていて、
並べだしたらキリがないくらいに多種多様な要因が重なり、
自分なりの答えを出そうとした結果が、
「期間限定のカフェを、企画から運営までやる!」ということでした。
なぜ、そんな行動力があったのか
このわたしでさえ、いまでもちょっと理解不能な部分はあります。
ただ、学生って、めちゃくちゃ恵まれている分際だってことに気づいて、
「お金も時間も、周りの環境にも、まだまだ余裕ある今、やらなくちゃ!もう今じゃないとできない!絶対後悔する!」という焦りが、
わたしを駆り立ててくれた理由のひとつだった気もします。
思いついてからは、本当に早くて、まずはTwitterでボランティアを募り、話し合いを重ね、物件の契約を終えて公言するまで、3週間弱。
ここから始まったんですよね、わたしの怒涛すぎる半年間が…
今思い出したけど、もっと衝撃的な事実があって…
当時、実はバイトを3つ掛け持ちしてたのです。
もちろんその時期は学校にもそれなりにちゃんと通っていたので、
放課後も土日もほぼバイトの生活。
それに、このカフェの企画運営をぶっ込んでしまったもんだから、もうこれはご想像にお任せしたほうが手っ取り早いです。
言うまでもなく、「昼過ぎに起きて、そのまま夜までベッドでごろごろ〜」みたいな日は、皆無でした。
日々のスケジュールやタスクを、詰めに詰めまくっても、
わたしはそれを淡々とやり切るしかなくて、息が詰まるほど常に何かに追われていたあの半年間。
今思い出しても、息が詰まりそうです。
でも、19歳のわたしにとっては、それらの全てが、本当に楽しかったのでしょう。
なにせ、何もないところから全てを作り上げる、という行為は、記憶の限り、それが初めてです。
誰もそこにレールは敷いていなかったですし、まるでお手本にするものがなく、
自分で考えて、自分で選択して、自分で決断し、
そして物事が進んで、すべてが少しずつ形のあるものになっていく感覚。
「本当に楽しめたから、やりきれた」としか言えません。
逆に、「楽しめなかったら、できなかった」です。
正直なところ、「途中で諦めたり、自分の甘えでめちゃくちゃな結果になってしまったとしたら、どんな仕事であれ、飲食の道に進むのは少し考えよう」と、思っていました。
「10代最後に何ができるか」=「19歳のわたしの力試し」、というわけです。
だからこそ、不安が大きかったのです。
もしかしたらわたしは自分を過信しているだけで本当は何も出来ないんじゃないか、現場で通用するような根性も無いんじゃないか、女の子だからという理由でやっぱり甘やかされていただけなんじゃ……?
要約すると、「自分の無力さを知るのがめちゃくちゃ怖かった」です。
けれども、不思議なことに、
不安はあれど、「辞めたい」だとかいう考えは微塵もなくて、
頭は常に、「じゃあどうしなきゃいけないのか」という思考でいっぱいで、
前へ前へ進んでいたのです。
本当に、不思議。
そんな半年を終えて、得たものは、
努力した幅以上に、想像より、はるかに大きいものでした。
言葉にするにはまだ時間がかかりそうです。
そのうち、シッカリとカフェの企画・運営についての記事を、連載で書きます。
はてなで書こうか、どこか、違うところで書こうか、まだ悩み中です。
自分の経験を、ちゃんと目に見える形で昇華することが、今年度中の目標です。
運営の、延長でもあります。
計画→実行までやり遂げたのならば、振り返りと反省はマストですね。
企画から1年、営業から半年が経ってしまいましたが、
もうひとふんばり、やらせてください。
ゆるりとお待ち頂けたらと思います。
そういえば、9月は毎年、なにか大きくて大切なことをいつもしているな。暑い夏が終わって、きっと、ふわっと心も軽くなる季節。いつも素敵
(これは、高校三年の9月に京都へひとり旅をしたときのおだんご🍡)
サンキュー9月!